「ブラックリスト入りでも借りられる」という言葉にご用心!

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ブラックリストイメージ

「レディースローン」で検索していると、「ブラックでも借りられる」「破産者でも借りられる」といったタイトルの記事を見かけたことがあると思います。

怪しいと思いつつ、ついついクリックして見たくなってしまいます。

筆者も初めて消費者金融を利用しようと、あちこち調べている時に見かけて「ホンマでっか?!」とついつい読んでしまったことがあります。

だから、気持ちは分かります!でも、絶対ダメ!

本日は、何故「ブラック」云々という言葉で誘ってくるサイトに注意しないといけないか、その理由2つをご紹介していきたいと思います。

理由1:そもそも消費者金融や銀行に「ブラックリスト」なんてものは存在しない

ブラックリストという言葉を見て、どんなものを想像しましたか?

ブラックリストのイメージ

こんな注意書きがまとめられた書類があり、それをファイリングしたものが、棚の中にぎっしり詰まっている。

そんなイメージを持たれているかもしれません。

ですが、そんなものはこの世のどこにも存在していません。「ブラックリスト」なんて無いんです。

では、何故こんなにもまことしやかに「ブラックリスト」「ブラック入り」なんて言葉がまかり通っているのでしょう?

分かりやすい上に、不安を煽りやすい「ブラックリスト」という言葉

皆、審査に落ちたら、大なり小なりショックを受けるものです。

そして、皆、「何がいけなかったのか」と考えます。

でも、その疑問は考えても仕方がないものです。

審査基準なんて各社によって違いますし、運が悪かっただけということもあります。

消費者金融も企業ですから、新規顧客を広く獲得したい時期と、厳しめに審査したい時期があります。

たまたま厳しめに審査したい時期に当たってしまい、審査に落ちてしまう人も多くはありませんが、ゼロでもないんです。

そんな時、「ブラックリストに載ったんじゃない?」という非常に分かりやすい言葉を提示すると、「ああ、そっか。そう言えば車買った時のローン、結構遅れがちだったな」と勝手に納得する人が多いんですよ。

また、本当に心当たりが無い人(特に滞納などした覚えがない人)に「ブラックリストに載ったのかもよ?」と投げかけると、「うっそ!どんなことすると、ブラックリストに載るの?」と飛びついてきてくれます。

わかりやすく、アクセスを集めやすく、不安を煽りやすい、便利な言葉なんです、「ブラックリスト」。

誰にとって便利かと言えば、サイトにアクセスを集めて、消費者金融やカードローンに何でもいいから申し込んで欲しい人にとって便利なのです。

どうかそんな思惑に釣られないでいただきたいと思います。

当サイトで掲載しているレディースローンは、全て怪しい業者でないことを確認している消費者金融・銀行カードローンのみです。

>>審査の通りやすさもお墨付き!即日審査のレディースローンランキングはこちら

使いにくいところは使いにくいと書いてますので、ぜひ一度ご参照いただければと思います。

理由2:「審査に通りやすい」という言葉に説得力が増すから

「審査に通りやすいレディースローン」より「ブラックでも借りられるレディースローン」の方が、本当に審査ゆるそうな感じがしますよね。

でも、そのイメージを抱くことこそが、罠の始まりです。

悪どい情報サイトは、「アクセスを集めればそれで良い、嘘だろうと何だろうと借金の申し込みしてくれれば良い」と考え、ユーザーが軽率に申し込みボタンを押してくれるならどんな言葉でも使います。

そういった言葉を使って、アコムやプロミスなど大手の消費者金融へ申し込ませるサイトなら、まあまだ良心的(と言えなくもないかもしれない程度)。

最悪なのは、闇金や、別の犯罪集団のサイトに飛ばすような所です。

ただでさえお金のピンチ時には、人は冷静な判断能力が落ちてしまうものですから、そんな人を怪しいサイトへ飛ばす運営者の神経が筆者には理解出来ません。

さらに「ブラックでも借りられる」という言葉に飛びつく人は、高確率で今、もしくは過去にそこそこの借金をした事がある人です。

「借金経験者」の方が、申し込ませるハードルは低いので、悪どい人たちは積極的に狙っていきます。

「ブラック」という言葉は、ネギ背負ったカモを、自分から庭へ飛び込んで来させる上に、高確率で仕留められる猟銃も兼ねた、非常に有力ワードなのです。

せめてレディースローンNAVIに来てくれた方だけでも、カモネギにならないことを願います…。

自分はブラックかも?と思ったら信用情報機関に問い合わせてみる

「もしかしたら自分はブラックなのか?」と思ったら、怪しい業者に申し込む前に、まずは事実確認をしてみませんか?

ちょっと手間はかかるかもしれませんが、実は、自分の信用情報って、自分でも閲覧することが出来るんです。

加盟してる会社が一番多い「JICC」(正式名称:株式会社日本信用情報機構)という信用情報機関を一例として見てみましょう。

JICCTOPキャプチャ

http://www.jicc.co.jp/kaiji/about-kaiji/index.html

信用情報の開示でご確認いただける情報は、以下の情報です。

・氏名、生年月日、電話番号などの個人を特定する情報
・クレジットやローンなどの個人のお取引きに関する情報(利用金額、残高など)
・お取引きから発生する情報(支払遅延、法的手続きの有無など)

この情報は消費者金融や銀行が、カードローンの申し込みを受けた後に照会して、チェックする情報と同じものです。

つまり、この情報さえチェックしてしまえば、自分が信用情報の良し悪しで審査に落ちたかどうかが判断出来るわけです。

来所すればその場で印刷してもらうことも可能です。

しかも、手数料500円と、免許証一点だけで良いというお手軽さ。

東京窓口:〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町14 東信神田ビル2階

大阪窓口:〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島1-5-30 堂島プラザビル6階
 
受付時間:月~金(祝日・年末年始を除く)10時~16時

受け付け時間的に絶対行けないという人には、郵送やスマホから申し込んで、書留で送ってもらうことも可能です。

https://www.netkaiji.jicc.co.jp/consumer/topsp.do

スマホからの申し込みURLはこちら↑です。

ちなみに、スマホと郵送申し込みの場合は手数料が1,000円かかってしまうのでご注意ください。

もし信用情報に問題がなかったら

信用情報を開示した結果、特に問題がなかったら、以下のような理由で審査に落ちたと推定されます。

  • 年収に対して融資希望額が高過ぎた
  • 家賃支払などが高く、確実な返済が危ぶまれた
  • 勤続年数が短すぎる
  • 引っ越して間もない
  • 奨学金などが残ってる

ちなみに、信用情報機関は、国内に3つあります。JICCに集まっている記録には問題がなくても、他のところで引っかかっている可能性はあります。

過去に使ったことがあるクレジットカードや、携帯電話の収納業務代行会社(docomoの場合はNTTファイナンスが行ってます)が、どこに加盟しているか確認してから開示手続きをしましょう。

だいたい2つ加盟してますが、どっちにも同じ記録が残るので、どっちかだけで大丈夫です。

どこに加盟しているかは、各社の「プライバシーポリシー」のページに記載されていることが多いです。ネットで見つけられなかったら、電話して聞けば教えてくれますよ。

おわりに

自分がブラックリストに載ってしまったかもと焦り、不安になる気持ちはよく分かります。

しかし、そんな時こそ落ち着いてまずは「ブラックリストなんてものは存在しない」と、自分に言い聞かせてください。

そして次に、自分が審査に落ちた理由を冷静に突き詰めていきましょう。