専業主婦でもレディースローンは利用できるの?

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専業主婦でも借りられるレディースローンがあることはご存知の方も多いと思います。

しかし!

「結局どこなら利用出来るのかよく分からない」
「在宅ワークやってる主婦は専業主婦に入るの?」

などといった疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は専業主婦が利用出来るレディースローンをズバッとご回答します。
さらに、金融会社が定義する安定した収入とは何なのかも説明していきます。
専業主婦が利用出来るレディースローンTOP

専業主婦が利用出来るレディースローン=銀行系カードローン

もう答えを書いてしまいました。

そう、専業主婦がキャッシングでお金を借りられるのは銀行だけです。
消費者金融の類はパートでも良いから収入がないと利用出来ません。

ただし銀行であればどこでも大丈夫なので、みずほ、UFJといったメガバンクに限定はされていません。
楽天銀行やセブン銀行といった銀行としての店舗は持っていないところでもOKです。

当サイトで紹介しているところでは下記の3つが該当します。

その1:三菱東京UFJ銀行カードローン
三菱東京UFJ銀行

その2:みずほMyWing
みずほ銀行

その3:楽天銀行スーパーローン
楽天銀行

●補足1『何故専業主婦は消費者金融でキャッシング出来ないのか』

その昔キャッシングに関する法律はかなり曖昧でした。
まだ「サラ金」「街金」なんて言葉がよく使われていた時代のことです。

今は「闇金のキャッシングは危ないから絶対に利用するな」という知識を皆さん持っていますよね。
でも昔は一般企業が闇金まがいの金利設定や貸付方をしていて、自己破産どころか自殺者続出の社会問題に発展してしまいました。

結果「貸金業法改正」という事態につながっていきます。

この法改正によって収入の1/3を超える貸付をしてはいけないというルールが出来ました。
さらに「1/3を超えていないか審査の時に確認せよ」というルールも同時に制定されました。

むしろそれまでは審査の時にちゃんと確認してない業者があったのかと怖くなりますね。

貸金業法はキャッシング利用者を限定するように見えますが、利用者を守ってくれる法律でもあるということを覚えておいてください。
貸金業法を守らない会社は全て闇金だと認識して問題ありません。

ただし、配偶者の収入証明と同意書があれば申し込めるという消費者金融も存在しています。
これはどちらかというと奥さんが代理申し込みをしただけで、返済責務自体は旦那さんの方が負うという形の貸付のようですね。

大手消費者金融は上記のような方法を採用しているところはありません。
採用しているところでも審査は通りにくいようです。

●補足2『レイクは何故専業主婦NGなのか』

「レイクは新生銀行のカードローンなのに何で専業主婦でもNGなの?」
と、混乱してしまった方のために補足しておきます。

レイクは確かに新生銀行と合併して銀行カードローン商品に生まれ変わっています。
貸金業法ではなく銀行法の範囲内で貸付が出来るので、専業主婦にもキャッシングさせること自体は可能です。

ただ、あくまで可能というだけで必ずしも専業主婦を歓迎しないといけないワケではありません。

専業主婦でも歓迎するかは各銀行の経営方針の自由です。

例えば、
UFJ銀行と楽天銀行は大々的に専業主婦OKと銘打っています。
みずほ銀行MyWingは大げさに扱っていませんが、限度額が30万円までならOKと明記されています。

そういった中で、レイクは方針として、パートでも良いから本人に収入がある人だけを希望しているのです。

在宅ワークをやっている主婦は専業主婦になるのか?

近年ほとんどのお家でインターネット環境が整備されていますね。
それに伴って、WEB上のやり取りだけで仕事の依頼を受けて報酬を得るという働き方を選ぶ主婦も増えています。

パートよりもさらに時間の自由が得やすくなり、クラウド型在宅ワークは主婦の間で人気が高まっているようです。

しかし、残念ながら、消費者金融が定義する「安定した収入」としては見てもらえないケースがほとんどです。

●安定した収入とはいったい何なのか?

例えば正社員の人ならほぼ毎月同じお給料を受け取る事が確約されています。
歩合制の会社だったとしても最低賃金は決められているはずですから、そこを基準に考えれてば一定の収入は割り出せます。

一方で、パートやアルバイトだと「来月も今月と全く同じ金額を得るとは限らない」と見えます。

そして、これが在宅ワーカーになると「同じ金額を得るかどうかどころか、来月もきちんと仕事をするのかどうかすら分からない」という状態に陥ります。

パートやアルバイトの場合は少なくとも仕事があることは確定されています。
しかし在宅ワーカーの場合、仕事をする気があっても仕事を取れない状況だって十分に考えられますよね。

この「本人の意志だけでは仕事を得られる確証が持てない」という状態は消費者金融にとって最も怖いことです。

よって、同じ理由で、例え男性で前年度の年収が400万くらいあったとしても、フリーランスで活動している人は審査に通りにくいのです。

●日雇い系アルバイトも「安定した収入」とは見られない

上記の話の延長になりますが、アルバイトはアルバイトでも日雇い系はNGです。
「本人に収入があればOKなら日払いのティッシュ配りでもやればいい」とはなりません。

派遣会社に籍を置いていて定期的に仕事をしていれば、パートで働くより収入が多くなるケースも多いと思うのでしょう。

それでもダメなのは、単純な収入の多さの問題ではなく安定感が大事だからなのですね。

「この人は恐らく来月も同じ状態でいるだろう」と思えない人にはお金を貸してくれないのが消費者金融です。

結論『とりあえず銀行に行こう』

長々と書きましたがどうあがいても専業主婦でもOKと銘打ってないところでは借りられないと思って問題ありません。

「みずほ銀行やUFJ銀行は審査が厳しくて専業主婦じゃキャッシングできないと思っていた」
という方はむしろ考えが真逆です!

みずほ銀行やUFJ銀行くらいのメガバンクだからこそ資本に余裕があり、専業主婦でもOKと銘打てるほどの体力があるわけです。

専業主婦でも借りられる消費者金融なんて怪しげなところでキャッシングするのだけは絶対に避けましょう。