<回答者>
仮名:K.Tさん
年齢:40代
収入:年収500万
職業:営業職(当時)、現在無職
※画像はイメージです。
目次
申し込んだのは銀行カードローン?消費者金融?
みずほ銀行カードローンで借りました。古くから利用していましたし、お給料の振り込み口座にもしていますから、多少は審査の上で有利になるのではないかと予想をしての選択です。
そこでお金を借りた理由は?
先ほどの回答通りです。
あと、すでに消費者金融では3社から合計で200万円近くの借金をしていたので、もう消費者金融の審査には通らないのではないかと思ったからです。
融資希望額は?審査後に提示された金額は?
200万円で申し込みました。そのまま200万円借りられました。
申し込み方法は?
店頭で申し込みをしました。実はカードローンが最初の目的ではなかったんです。最初はみずほ銀行の多目的ローンの方で、おまとめローンとして申し込みしたいと考えていました。だから、店頭で申し込みをしたのですが、残念ながら多目的ローンの方は審査が通りませんでした。
そこで改めて、店頭に出向きまして、カードローンの場合では金利がいくらぐらいになるのか、今より返済がどれほど楽になるのか、最終的な総返済額はいくらになるか、ボーナスの時期にどれくらいまとめて返済するとどうなるのか…。そんな相談をしました。
とても丁寧に説明してくれましたし、何度も何度も、色んなパターンの計算をしてくれました。さすが最大手の銀行だといたく感動しましたので、他所のおまとめローンより、こちらの銀行カードローンを利用しようと決定しました。
審査は?
多目的ローンの方はもっと時間がかかったと思いますが、カードローンはその日の内に利用する事が出来ました。やはり金利が高い分でしょうか、サービスは充実しているように感じますね。
(※編集者注釈:みずほ銀行カードローンを店頭で申し込みをして、即日で利用出来るのは、
既にみずほ銀行口座のキャッシュカードを持っている場合のみです)
金利はいくらでしたか?
9.0%ですね。多目的ローンより3%ほど高いですが、信頼出来るスタッフさんがいる銀行の方がいいですから。返済が長くなる分、安心感は大切だと思うのです。そのための手数料だと思えば安いものです。
お金の受取方法は?
そのまま店頭で、同じスタッフの女性に限度額いっぱい全額融資してほしい旨を伝えました。すると、店頭で申し込みをした場合のみ、その場で自分の口座あてにお金を振り込んでくれるというのです。
一旦その手続を踏んでから、消費者金融の返済用口座に全て振り込んでもらいました。
これで無事にみずほ銀行カードローンを、おまとめローンとして利用する手続きが完了できたというわけです。
初借金の時、どんなことを思った?
他の方もおっしゃったと思いますが、「まさか自分が…」っていう感じは確かにありました。しかし、これで望んでいることが叶えられるという、安堵感や歓喜の気持ちの方が強かったように思います。
借金の理由は?
占い、ですね。しかも、かなり怪しい。あれはもう詐欺です。完全に犯罪です。
占いにハマったキッカケは、8年付き合っていた男性が、別の女性とできちゃった結婚をしたことです。
私の年齢はその時点で既に40歳を超えていましたので、もう本当に、大げさでも何でもなく人生最大の絶望を味わいました。
今から婚活をして、そして妊活もして…なんて、そんな時間の余裕はないと、昔からずっと願っていた「子供が欲しい」という願いは叶えられないと、この世を儚んでしまうようになりました。
どこかに屋上に出れるビルがないか探していたところ、ビルの前にいた初老の占い師に声をかけられました。
「そんな若さで死んじゃダメだ」って声をかけられて、一気に心を掌握されてしったのでしょう。「死ぬな」と言ってくれたこともそうですが、「若い」と言ってもらえたことが、たまらなく心を揺さぶったのです。
それから、その占い師が毎週ここにいると聞き、毎週通うようになったのが、全ての始まりでした。
占い師に騙され続けて借金200万円
最初は週1でも、誰かに話を聞いて貰えて、しかも必ず励ましてもらえるというだけで十分でした。しかし、相当精神的に参ってしまっていた時期なので、週1じゃ、心のバランスを保てなくなっていました。
それを告げると、「私の占いは、電話でも出来る」と電話番号を教えてくれたのです。むしろ、彼は、電話占いの方がメインなんだそうです。
冷静な今なら怪しいことこの上ないですが、その時の私は、「これでいつでも相談出来る」と喜ぶばかりでした。
あとは、もうだいたいご想像つくと思いますが、あの手この手で、色んな商品を買わされました。完全に信じ切っていましたし、手口が巧妙でした。よく分からないツボとか、水とかじゃないんですよ。無農薬野菜だけで作った健康食品ですとか、「妊活の下準備として、今からきちんとした栄養をとっておくべき」だとか言われちゃうと、法外な値段でも買ってしまうんです。
しかも健康食品だと、目に見えて効果がなくても、文句言いにくいですよね。効果を疑ったところで、新しい商品を勧められるだけですし。
目が覚めたキッカケは?
たまたま上京してきて様子を見に来てくれた母親に、思いっきり顔を叩かれた上で泣かれたことです。
そこからの母は凄かったです…。一週間もしない内にお見合い相手を探してきてくれて、半ば無理矢理話をまとめてくれたのです。
返済は?
会社勤めをしている間は、収入のほとんどを返済に当てていました。夫は、母から全て聞いた上で、結婚を了承してくれていたのです。だから、生活費は全て夫の給料から。私はひたすらに返済を最優先していました。
今、何とか子宝に恵まれたため退職しましたので、夫が残金は肩代わりしてくれました。子育てが一段落したら、パートでも何でもして、夫にお金を返していこうと思っています。