【パート主婦】冠婚葬祭が続いて借金した女性

 公開日

喪服の女性
<回答者>
仮名:K.Sさん
年齢:50代
収入:なし
職業:パート
※画像はイメージです。

利用したのはカードローン?消費者金融?

みずほ銀行カードローンとアコムさんに申し込みをいたしまして、実際にお貸しいただけたのはアコムさんの方でした。

そこを選んだ理由は?

銀行の中からみずほ銀行カードローンを選んだ理由は、口座を持っていただけに過ぎません。アコムさんの場合は、なるたけ早くお貸しいただけそうなところという基準で、選ばせていただきました。

融資希望額は?実際に借りられた金額は?

お申込みの段階では、20万円でお願いをしまして、審査を終えた後には、30万円まで貸していただけることになりました。

申し込み方法と受取方法は?

始めはお電話からお申込みをしようかと思ったのですが、ご担当の女性からインターネットからお申込みする方が早いと教えていただきまして、インターネットからお申込みをいたしました。とても親切な方で、お電話で質問などさせていただきながら、お手続きを進めることができました。

すぐにでもお金が必要だったのですが、どうしてもご近所の方などに見られたくない気持ちが勝ってしまい、持っている口座へと振り込んでいただきました。

金利はいくら?

お利息は18%となりました。

借金の理由は?

ご結婚式とお葬式へ立て続けに参列することになりまして、そのご祝儀・御香典と、交通費や、お着物の着付け代などなど細々したもの全てです。

日頃の蓄え、備え不足と言われてしまうと返す言葉も出ません。タイミングの本当に悪いことに、まとまった金額を定期預金に回してしまった後のことでしたので、すっかり身動きが取れなくなってしまいました。

冠婚葬祭が続いて借金生活へ

ご結婚式の方は、事前に分かっていたことなので、きちんと準備をしていましたが、まさか1ヶ月という短い期間で3人も無くなるとは予想だにしておりませんでした。

主人のお兄さんに、今働いているパート先のパート仲間、そして高校時代にとてもお世話になった先生。どなたも、参列しないわけにはいかない間柄ばかりでした。しかし、主人のお兄さんも、高校時代の先生も、飛行機か新幹線でしか行けない程の遠方にお住まいだったもので、御香典でと飛行機代・新幹線代だけで10万円近くの出費でした。

ご主人に相談は?

もちろんいたしました。その結果、定期預金を解約して手数料を取られるより、30日間無利息の消費者金融でお金をお借りして、翌月の冬のボーナスで一括返済する方がお得だという結論に至りました。

主人の名義で申し込んでも良かったのですが、主人名義では既に住宅ローンも組んでいましたし、何もしがらみのない私の方が良いと考えました。こんな事態を招いてしまったのは、私の妻としての至らなさが原因ですから、こんなことで主人の名前に「消費者金融からの借金歴アリ」だなんてレッテルをつけられるのは我慢がなりませんでした。

もし私の名義では十分な金額を借りられなかった場合に限り、主人名義で申し込んでもらおうという話になりました。

返済は?

夫が冬のボーナスで一括返済をしてくれましたので、お利息がかかることもなく、お貸しいただいた通りの金額を返済するだけで済みました。

消費者金融を使ってみて何か変化は?

火急の時にお助けいただいたのに、何もお礼など出来ず、対価も支払わないというのは、とても申し訳がない気持ちになりまして、完済後にアコムさんにお電話を致しました。

お申込みした際のご担当の女性に繋いでいただいて、大変お世話になったのでお礼の品を何かお送りしたいのですがとお伝えしましたところ、声が急に幼くなったのが印象的でした。

お仕事中は頑張ってお仕事用の声色で働いていらっしゃるのでしょうけれど、素の彼女はおそらく私の娘と同じくらいのお年頃なのではないかと思います。

「会社の規定でお客から、いかなる理由があっても金品などをいただくことは出来ないけれど、お礼のお言葉をいただく機会自体がとても貴重だから、とてもうれしい」

そんなようなことを彼女は言っていました。

そうですよね。困っている人からのSOSか、何かしらの不明点や不満点を抱いている方からのお電話しか来ないお仕事ですものね。

頑なに固辞されてしまいましたので、結局お礼も出来ないままでしたので、どうにも据わりの悪い気持ちを抱いたまま過ごしておりました。

ですので、今回この場を借りて、私の体験談をお伝えしようと決意したのです。

正直に申し上げますと、以前は、消費者金融とは縁遠い生活していましたし、もし娘の連れてきた結婚予定相手のお仕事が、消費者金融関係でしたら、決して快く祝福はしてあげられなかったと思います。

しかし、あの時に助けていただいたのは紛れもなく消費者金融ですし、電話で何十分も話しながらアレコレと教えてくれたのも消費者金融で働いている方でした。

思い込みや偏見で、そこで働いている人々を蔑ろにしてしまうのは狭量が過ぎるなと痛感しつつ、己を恥じ入りました。