お金に困っている専業主婦の方にオススメするもの。
1つは確かに銀行カードローンです。
しかし!
クレジットカードを作って、クレジットカードで支払えるものはクレジットカードで済ませるというのも手です。
これからの支払いの大半をクレジットカードで済ませられれば、当面の現金のやりくりはなんとかなりそう。
そんなあなたは是非ご覧ください!
目次
専業主婦もクレジットカードを作れる
そもそも収入がない専業主婦でもクレジットカードは作れるのか?
答えは「YES!」です。
しかも本人名義で作ることもできます。
専業主婦だと家族カードでしか作れないと思っていた方。
そんなことはありません!
専業主婦でも自分名義のクレジットカードを持つことが出来ます。
専業主婦がクレジットカードの審査を受ける時の注意
名義は確かに本人で作れます。
しかし審査の対象となるのはご主人です。
よって、ご主人の氏名から勤務先、さらには年収や勤続年数まで聞かれます。
意外とご主人の勤務先の住所や、正しい所属部署などを思い出せない方も多いです。
申し込み時にはちょっと時間に余裕を持っておくと良いでしょう。
在籍確認の電話はどこに来る?
まず、クレジットカードを作る際の在籍確認の電話は、100%来るとは限りません。
楽天カードなどは在籍確認なしで作れたといった評判が多数あります。
ただ、100%来ないとも断言できません。
クレジットカード会社によっては在籍確認があります。
自分の携帯電話宛に掛かってくるケースの方が多いですが、旦那さんの勤務先に行く可能性もゼロではないです。
万が一にも旦那さんに知られたくない場合は、アコムカードや楽天カード等審査が緩いクレジットカードを選ぶと安心です。
専業主婦はクレジットカードでキャッシングできない
もう1つの注意点としては、専業主婦の場合はクレジットカードでのキャッシングが不可ということです。
本人名義でも家族カードでも出来ません。
理由は、クレジットカード会社のキャッシングは「貸金業法」という法律に則らないといけないからです。
収入がない専業主婦は総量規制に引っかかってしまうため、キャッシングは出来ないのです。
総量規制について詳しくはこちら→【専業主婦は総量規制の対象にならない?】
(※上記の記事では主に消費者金融のキャッシングについてお話しています。
ただし、総量規制についてのルールは、クレジットカードのキャッシングと同様のものです)
本人名義で作るメリットとデメリット
それでは、クレジットカードを本人名義で作るメリットとデメリットについての話に移ります。
「自分名義か、家族カードか」で悩んでいる方は、検討の際にお役立てください。
メリット
専業主婦が自分の名義でクレジットカードを作るメリットはこちら。
- 限度額を個別に設定できる
- 旦那の支払い状況に左右されない
- 利用明細票を見られない
- 自分の生活にフィットするカードを選べる
<解説>
【1番】
家族カードの場合は、あくまでご主人の限度額の範囲内で利用します。
ご主人が持っているクレジットカードの限度額を2人で分け合うイメージですね。
よって、あなたの知らないところで、ご主人が高い買い物をしてしまうと、あなたの使える額が減ってしまいます。
しかし自分名義でクレジットカードを持つことで、自分だけの限度額が確保されます。
【2番】
自分の限度額が確保されると、例えご主人が自分のクレジットカードの支払いを忘れることがあっても安心です。
現金を持たずにスーパーで買い物に行き、レジで突然使えないって言われたら困ってしまいますよね。
生活費以外の管理は別々にしているご家庭にはオススメです。
【3番】
たまにはお友達と美味しいご飯を食べに行きたい。でも、旦那にバレたらうるさそう。
そんな時には本人名義クレジットカードの出番です。
クレジットカード会社によっては、WEB明細のみの手続きも出来ます。
そうすればご主人に、自分がどこでいくら使ったかバレにくくなります。
【4番】
家族カードの場合は旦那さんが今使っているクレジットカード会社のものしか選べません。当然ですが。
ご主人が、ご自分の趣味のゴルフに関連してる会社のクレジットカードを作ったとします。
当然、あなたの生活には何のメリットもない特典しか付きません。
それならよく利用するスーパーやネットショップ等のカードを作る方が、メリットが増えますよね。
デメリット
- 審査が必要
- 年会費が高くつくこともある
- 家族カードより限度額が低くなるかも?
<解説>
【1番】
あなたの名義で新たに審査が必要になります。
そうすると家族カードの発行より、手間や時間がかかってしまうかもしれません。
【2番】
もし作ろうとしているクレジットカードが、年会費のかかるカードの場合、家族カードより高くつく可能性もあります。
とはいえ、最近では年会費無料のクレジットカードが増えています。
さほど神経質になって気にすることではないと思います。
【3番】
ご主人が限度額50万円のカードを持っている場合、家族カードなら1人頭25万円まで借りられます。
(厳密には綺麗に半分ずつとなるわけではありません)
しかし、もしあなた自身の名義で申し込むと、専業主婦であることが加味されて、限度額20万円くらいになることもあります。
トータルで見た時に使える額が少なくなることも検討しましょう。
家族カードのメリットとデメリット
では、次に家族カードを作るメリットとデメリットを見ていきましょう!
メリット
- 審査不要
- カードの発行が早い
- ご主人の限度額の範囲内で使える
<解説>
【1番】
審査不要で、ご主人がよほど酷い使い方をしてない限り、ほぼ100%発行してもらえます。
(この場合の酷い使い方というのは返済しない等の意味です)
【2番】
最近ではクレジットカードの発行速度も速くなっています。
しかしやはり申し込んだらすぐに発行手続きに入れる家族カードの方が、手元に速く届くケースが多いです。
【3番】
ご主人の限度額内で使えます。
もし、ご主人がゴールドカードを持っていれば、家族カードもそれに付随します。
結果的に、自分名義で作るよりも多く使える可能性が高くなりますね。
デメリット
- 自分の生活には合わないカードになる可能性
- 旦那に内緒では作れない
- 旦那も明細を見れる
<解説>
【1番】
先ほども書きましたが、ご主人のカードについてるサービスや特典と同一のものしか付きません。
ご主人が、仕事に活用出来そうなクレジットカードを選んでいると、専業主婦のニーズには合わなくなるでしょう。
【2番】
家族カードの場合、「クレジットカードを契約している本人が家族に持たせるもの」という位置づけになっています。
よって大半のクレジットカードが、契約者本人(この場合は旦那さん)からの申し込みが必要です。
もしくは旦那さんの同意書等が必要となります。
内緒で作るのはかなり難しいでしょう。
【3番】
端的に言ってしまえば、家族カードは本カードのオマケ的扱いです。
よって、家族カードの利用状況も、本カードの契約者は確認出来てしまいます。
例えやましいことがなくても、どこで、いつ、いくら使ったのかバレバレになるのは嫌。
そんな人には向いていません。
まとめ
- 専業主婦でも自分名義のクレジットカードを作れる
- 旦那に内緒で作ることも可能ではある
- 家族カードは、内緒で作れない
- 自分名義の方が、専業主婦のニーズにあった特典のカードを選べる
- 家族カードの方が、高い限度額の範囲内で使える
以上です。
ご自身の希望にあった方を選んでみてくださいね!